当薬局ではジェネリック医薬品(後発医薬品)の取扱いを推進しています。

■ジェネリック医薬品とは
新薬(先発医薬品)と同じ有効成分を使っており、品質、効き目、安全性が同等なおくすりです。新薬の開
発には長い年月と、数百億円といわれる費用が掛かります。そのため開発した製薬企業には特許出願に
よりその期間、そのおくすりを独占的に製造・販売する権利が与えられます。しかし、特許期間を過ぎる
と、その権利は国民の共有財産となるため、ほかの製薬会社から同じ有効成分を使ったおくすりが製造・
販売できるようになります。それがジェネリック医薬品です。新薬に比べ開発費・期間が少ないため、新
薬より低価格でご提供できます。

ジェネリック医薬品(後発医薬品)のある先発医薬品(長期収載品)の選定療養について

2024 年10 月より、ジェネリック医薬品があるおくすりに対して先発医薬品(長期収載品※)の使用を希望した場合、そのおくすりの差額の4 分の1を患者様にご負担いただく「選定療養」※が始まりました。

※長期収載品とはジェネリック医薬品のもととなった新薬(先発医薬品)のこと患者さまにご負担いただく費用を「特別な料金」と呼びます。

国民医療費は年々増加傾向にあり、医療費の抑制は大きな課題です。国は先発医薬品から低価格なジェネリック医薬品への置き換えを進めています。「特別な料金」を患者さまにご負担いただくことで医療費増加を抑制し、持続可能な社会保障制度の構築を目指します。本制度は公費負担医療やこども医療費助成などを受けている方も対象です。

対象となる医薬品は毎年変更になります。該当されるおくすりが処方された際は薬剤師よりご説明をさせていただきます。

TOP